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陽菜の『恋は刹那。。。愛は永久に』

陽菜の恋の軌跡を綴っています。恋日記は最後の恋にまつわるお話。刹那な恋達は過去のお話です。
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09/24/01:04  温かく安らぐ鼓動

再び会うつもりは

なかったけれど

あの時の言葉は

嘘じゃない

一生別れるつもりはない…

例え誰と一緒に居ても

別れなんて無い

ケイは

時々 会いたいと連絡して来てた

今回もそうだった

挨拶程度で

おやすみなさい

締めくくるつもりでいた

ただ 会いたい気持ちに

包まれる時を

感じて居たかったから

を返した

ズルい女かも?

ぽかーんと空いた空間に

色んな景色が舞い戻って

今までに無い

『陽菜が来いと言ったら今すぐ高速飛ばして会いに行くよ』

っていう一言に

つい返事

『じゃあ来て』

久しぶりの

冷たい指先に

記憶が痺れるように舞い戻って

二人で

昔にタイムトリップしたみたいな

気分だった

無邪気にドライブして

抱きしめられたら

溶けてしまった

ケイが帰ると

何故か気分がスッキリした

ケイは一時の気晴らしだと思えた

だからケイも

またしばらく会いたいとも

言って来ないと思ってた

だけどケイは

ほぼ 毎週が来て

ほぼ毎週 高速飛ばして会いに来た

半日 ずっとまったり過ごして

二人の気分は

スッキリできてる

また 会う日の手前までは

特にお互い連絡もしない

それでも 何も感じない

ただ 聞き慣れた

鼓動を決まった位置の腕の中で

聞いて居るだけで

眠りに落ちてしまえる

不思議な間柄になってしまった

陽菜は

『決まっている』事が

安心出来る人間なのかな…

ふと そんな風に

夕べも思ったよ

昔 1人で恋しい気持ちで

走ったオレンジの河を

今はケイが

走って来る

この河の『あのシーン』

わかる?

うん わかる あそこはキレイやな

そんな一瞬をキレイと共感できたことを

とても 心地よかった

これから先も

何も二人で…というのは

無いけれど

安息の胸

また明日

普通に気持ち穏やかに

周りに接する事が出来るゎ

ケイは陽菜の

トゲ抜きなのかな?
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